ども!障害者サラリーマンのこうでぃーでーす。
餌釣りを愛する皆さん。
エサ代って本当にばかにならないですよね?
このエサ代を安くできたらなんてことを考えたことは皆さんもあるはずです。
オキアミは1パック500円くらい、
アミエビが1パック500円位、
アジを釣るだけでも合計1000円はかかりますよね?
エサ代1回50円であまりが出てくるほどコスパが良ければさらに釣りに出かけることも増えるはずです。
余ったオキアミを持ち帰り再利用しようとしたら黒くなったいた。
つかいものにならねぇ、、、なんてことは餌釣り人なら誰しもあるはずです。
そこで今回は週3日釣りに出かけて、エサ代1回50円
そこでこの記事では、1回使っても、もう1回凍らせて使うことが可能になる「オキアミのハード加工」の仕方を紹介します。
手間はかかりますが、餌を自作すればメリットしかありません!
まずはこちらので作成方法を一通り見てもらえればイメージが掴めると思います!
オキアミってどんなエサ?
オキアミとは一見エビの形をしていますが、実は!エビの仲間ではないのです!!
オキアミはプランクトンの仲間で主にクジラなどの餌となっている生物です。
釣りに関してはオキアミで釣れない魚はないと言われるほど万能な餌になります。
オキアミの栄養価は?
オキアミは、タンパク質量が非常に多く100グラムあたり94kcalのカロリーで、タンパク質量の目安量は85.11gと言われています。
魚はできるだけ食べやすくて高栄養価のものを好んで食べるので、オキアミを挿し餌にすると効率良く釣れるということになります。
なので、加工して何度でも再利用して使えるオキアミを作ってコスパ最強の状態で釣りしていきましょう。
オキアミのハード加工とは?
オキアミのハード加工とは、みりんなどの浸透圧を利用してオキアミの水分とみりん及び砂糖と入れ替えることにより水分が抜けタンパク質のみが原型のオキアミに残すことにより腐らない挿し餌にすることです。
オキアミハード加工のメリット・デメリット
オキアミハード加工のメリットデメリットについて見ていきましょう。
以下を見てもらえれば自分で作ったほうが絶対にいいと思うはずです。
オキアミハード加工のメリット
- 身が締まり、サビキ針に付けて遠投して良型の魚が狙える。
- 冷凍しても水分が抜けているので完全に固まらない。
- 釣り場で余っても持ち帰って再利用できる。
- 多く持って行っても腐ることがない。
- 4により餌を多く持って行けるので、餌切れの心配がない。
オキアミハード加工のデメリット
デメリットは100%ないと言える、ただ、みりんや砂糖を使うので手がべとつくのが気になるくらいです。
もしデメリットが有るという人がいればコメントに書いていただきたい。
オキアミハード加工を自作しよう
では早速オキアミのハード加工の方法についてのレシピを公開していこう。
準備するもの
- オキアミ 【LLサイズが好ましい】
- 本みりんorみりん風味調味料
- 砂糖 【グラニュー糖or上白糖】
- 味の素
- 水切りザル
初めての方は、オキアミ1kgからが始めやすいと思うので購入して準備しましょう。
オキアミのサイズを選ぶ際に悩まれると思いますが水分が抜けて身がしまるのでサイズは大きめを購入していれば間違いありません。
オキアミハード加工
オキアミは準備できましたか?
1、オキアミを冷蔵庫で完全に解凍する。

使用アイテム:オキアミ
購入してきたオキアミを冷蔵庫で、完全に解凍しましょう。
解凍時に気をつけていただきたいのが自然解凍と流水解凍は絶対に避けてください。
冷蔵庫に入れる前に1分ほど流水に晒すとこころなしか溶けやすくなります。
気長に冷蔵庫で解凍するのは良いオキアミを作るのに絶対に必要な作業です。
気長に待ちましょう。
袋からだしザルで水切り

使用アイテム:水切りザル
解凍したてのオキアミはかなり水分が出ています。
水分はハード加工においての最大の敵になります。
なので、ザルに開けて、水気を30分くらいかけて切りましょう。
オキアミの表面が乾くと黒変が始まるので水分を軽く飛ばしてください。
あらかたの水分をザルで切りキッチンペーパーに広げれば最短で均等に水をきることができます。
オキアミをみりん漬けする

使用アイテム:みりん&オキアミ
このタイミングでオキアミの中の水分をみりんを使って抜いていく作業になります。
みりん漬けの時間は最低3時間は行う。
本みりんの場合は長時間つけると、酒臭くなるので、みりん風味調味料の方は一晩つけても大丈夫です。
みりんの浸透圧を利用してオキアミの水分を抜く
皆さん中学・高校の授業で浸透圧について習ったと思います。
浸透圧とは以下になります。
⭐️浸透圧とは⭐️物理化学の用語である。半透膜を挟んで液面の高さが同じ、溶媒のみの純溶媒と溶液がある時、純溶媒から溶液へ溶媒が浸透するが、溶液側に圧を加えると浸透が阻止される。この圧を溶液の浸透圧という(岩波理化学辞典・同生物学辞典等)。浸透圧は希薄溶液中において、物質の種類に依存しない法則が成立するという束一的性質の一種である。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B8%E9%80%8F%E5%9C%A7
浸透圧の効果によって水分側にみりんが浸透していき、水分が押し出されるので、オキアミから素早く水分を抜くことができます。
みりん漬けしたオキアミを冷蔵庫で3時間から24時間漬ける。
みりん漬けしているときは黒変することがないので、直射日光を避けていればどこでもいいように思います。
みりんを切るため再度ザルにあける。

みりんと水分が十分に入れ替わる時間を置いてもらったら、オキアミをザルに広げみりんを切りましょう。
みりんを切る時間は15分から30分になります。
みりんきりの時間が短いと完成時にオキアミがブオブヨになっていることがるのでこのタイミングでのみりん切りは重要な工程になります。
みりん切りが終わったオキアミを砂糖でコーティングしていく。

砂糖をオキアミにたっぷりまぶしていきます。
砂糖をむらなく全体にオキアミに混ぜていきましょう。
この際にムラがあるとオキアミからみりんが流れ出てきてしまうので、全体にしっかりと付着するように砂糖をかけていきます。
オキアミハード加工自作に使う砂糖の種類について
初めて作る方で砂糖をどれを使おうか悩む方がいると思いますが、砂糖を選ぶ基準を知っておいてください。
砂糖には精製度という言葉がります。
精製度とは不純物を覗いた場合のショ糖の成分の割合になります。
ショ糖が多いほどハードにコーティングすることができます!
なのでショ糖配合量から99%のグラニュー糖かショ糖97%の上白糖を使用するのが良いということになります。
砂糖はとにかく多くまんべんなくを心がけてください。
ザルのままオキアミを冷蔵庫で2晩寝かせる。
砂糖をかけることにより、オキアミから、あふれるみりんが出てきて、砂糖に含まれて表面をツルッとコーティングしてくれます。
一晩だと、水分がたれている状態になるので24時間毎に余分な水分が抜けているかを確認しましょう。
一日毎にチェックしておかないとザルの下に落ちた水分がオキアミに使ってしまっていた事がありました。一日置きに落ちた水分を捨てるようにしましょう。
2日後に最後の仕上げ

二日間冷蔵庫に寝かせれば完成です。
ですが、このままのオキアミを使用すると手がベタつくので、更にハードにしてべとつきを抑えるのがおすすめ!
オキアミスーパーハード加工の仕上げは陰干し

オキアミのベタつきを抑えるのと、解凍時のブヨブヨ感をなくすために15分ほどザルや網の中に広げて陰干しをしていきましょう。
これで完成です。
最後にタッパーに詰めて釣りに出かけよう!
あとはタッパーに詰めて釣りに出かけるだけです。
このときに味の素をふりかけても釣果アップに繋がるかもです。
まとめ
今回はオキアミのスーパーハード加工挿し餌についてのご紹介になりましたが、餌は自作したほうが安いし釣る楽しみも倍増しますよね?
皆さんの餌作りのコツなんかもあればぜひぜひ教えて下さい!
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